釧路→帯広→襟裳岬→苫小牧東港 北海道最終日は天気回復
7/24（木）
0:26 釧路ホテルパコ
突然の大きなゆれで目が覚める。
ベットの上で揺れの治まるのを待つが結構長い。
治まるどころかもっと大きなのが来るんじゃないかと思い構えていると治まってきた。
テレビをつけ情報を確認してみると、どうやら震源は東北の沿岸のようだ。
この後速報を見るため3時ぐらいまで悶々としながらテレビを見ていたが、あまり被害がなさそうなので、ほっとして寝ることにした。
6:00 釧路ホテルパコ
3時過ぎまでTVで地震速報を見ていたので少々寝不足である。
この状態ではライディングに支障が出るかもしれません。
これはしゃっきりとせねば、ということで朝風呂に入りに屋上の露天風呂へ。
屋上の露天風呂に浸かりながら大きなTVモニターでニュースを見ながらくつろぐ。
しゃっきりするどころかまったりし過ぎてまた眠気が襲う。
なので、サウナに入って水風呂。
どうにもしゃっきりしないが出発しましょう。
風邪ひいたかも・・・まずいな。
7:50 釧路ホテルパコチェックアウト
昨晩のうちにきれいにパックしなおした荷物をシェルパに積み込んで準備OK。
チェックアウトの手続きをして、出発します。
まずは朝ごはん。
昨日行った和商市場へ向かいます。
8:00 和商市場
和商市場はパコからものの数分
ODDメーターの確認をしていなかったので改めて確認すると33523km
和商市場に到着すると早速ご飯を購入。今回も\150のサイズだ。
蟹汁\150も頼む。
いろんな店は回らずご飯を買ったすぐそばのお店で全て購入。
サービスしてくれました。
勝手丼 は全部で\1050でした。
美味いです。
朝ごはんは食べたので次はデザート。
帯広の六花亭へ行くことにします。
10:20 六花亭帯広本店
R38を順調に進み六花亭へ到着。店内に入ると去年のイメージと違っていてどうやらレイアウトの変更をしたようだ。
ケーキが並んでいたディスプレイはどこだと探して、定番のサクサクパイを発見。注文するとカスタードとチーズクリームどちらにしますか？とのこと。
いつの間にかチーズクリームが増えていたのね。
カスタードは何度か食べたのでチーズクリームにする。
\105とお安いのでもうひとつモンブラン\200を購入
店内の無料のコーヒーを頂きながら秋田から来たというライダーと談笑。
彼も今晩室蘭→青森のフェリーで帰るそうだ。
へーそんな航路もあるうだなと思っていると、隣で「ガシャン、バシャ」という音とともにヒステリックな声が六花亭店内に響く。
「なにやってんのよ、もう」怒鳴っているのはおなかの大きなおかあさん。
怒鳴っている相手は2歳か3歳ぐらいのお嬢ちゃん。
「だから言ったでしょう何でそういうことするの」と今度はそのそばにいたお父さんらしき男性に怒鳴っている。
「ちゃんと持てるっていったかから」間髪おかず「できるわけないでしょう」
あのー熱いコーヒーこぼしたんだからまずはお嬢ちゃんの心配しましょうよ。
聞いているのも見苦しい。
終いにいは店の紙ナプキンを使い床を拭きだしたので、たまらず口にしてしまった。
「お店の人を呼んだ方がいいですよ。そうしません？」とそういうとお店の人を呼び行ったようであるが、子供をしかる前大人としての対応ができていないはだめでしょう。
秋田のライダーとなんかなぁーと話していました。
その彼は「ぼちぼち行きますよ、では！」「お気をつけて」と行ってお別れ。
おいらはというとお土産を購入。
マルセイバターサンドにイチゴのチョコを買い送る。
送料込みで\5900
本当はどら焼が贈りたかったが、日持ちしないということで諦めました。
11:20 中札
帯広を南下しレディファームとか田中義武の花畑牧場を探してみたが、事前の調査不足の為、通り過ぎてしまったようだ。まぁ仕方が無い。
走行距離を見るとそろそろガスを入れたほうが良いか。
通りかかったホクレンで給油をする。
５Lには満たないのでスタンプは押してくれないかなと思ったが気前良く押してくれたｗ
給油 4.32L
料金 \739 リッターあたり\171
走行距離 143.6km
燃費 33.2Km/L
なかなか良い燃費
11:40 道の駅なかさつない
道の駅に寄ってみた。バイク置き場にはツーリング中であろGB250は停めてある。
てっきり男性のライダーだろうと思っていたら、かわいらしい女の子。
にっこり笑ってご挨拶。
おいらとは反対で帯広に向かうそうでとても残念。
JAの売店であげ寿司にご飯ではなくそばと枝豆の入った えだ豆そば寿司\300を頂いた。素朴な味で美味しかった。
ここであまりガツガツ食べるとお昼に決めていた物が食べられなくなるのでこれだけにしてお昼に決めていた場所へ向かうことにしよう。
12:20 味の龍月
お昼に決めていたところはここ、味の龍月。牛トロ丼が目当てです。
店に入ると中華屋さんです。
注文はもちろん牛とろ丼\780です。後から来たお客さんが注文したチャーハンがでっかくて驚いてしまった。
さて、牛トロ丼だが、フレーク状になった牛肉を熱々のご飯に乗っけた物だ。
ここはさらにその上に半熟の目玉焼きが乗っている。
わさび醤油を掛けて半熟の黄身を崩して頂く。
んまい！
あっという間にたいらげた。
閑話休題
今朝から少し風邪っぽいので風邪薬でも飲むとしよう。
12:40 道の駅コスモール大樹
偶然にもお店の前は道の駅でスーパーも入っているというちょっと変わった道の駅である。
中に薬屋は無いものかと覗いたら運良く薬屋を発見！
「眠くならないのはどれ？」
「顆粒タイプなのは？無いの？じゃカプセル（風邪薬 \1890）」
お水を頂いてそこで飲んだ。
ちょっと出費だが、これ以上ひどくならなくて済んだのはこれが利いたようです。
13:30 ホクレン大樹
今日で北海道を離れなければならないがホクレンのスタンプが埋まらない。
後、数個なんだがだめ元で見つけたホクレンで給油ついでに頼んでみた。
そしたら、
「ウチはスタンプは押すけど地図の交換はやっていないの、代わりに\200で販売しているよ」
と、じゃ買います。
スタンプはコンプするまで押してくれましたｗ
給油 1.93L
料金 \333 リッターあたり\172.5
地図 \200
走行距離 69km
燃費 35.8Km
これで安心して北海道を離れられます。（大げさ）
14:10 襟裳岬
黄金道路を南下し襟裳岬を目指すが、襟裳岬に近づくにつれガスが多くなる。さっきまで晴れていたが、どうやら岬近辺だけガスっているようです。
駐車場へ着くとバイクは4,5台ほど停まっていた。
以外に少ないな・・・
岬の先へ行ってみたがガスで真っ白。当然、岬の下の岩場もはっきり見えないのでアザラシ君もいるのかどうか視認することは不可能だ。
諦めて駐車場に戻りみやげ物を物色。
今ではほとんど見かけることは無いペナントが充実。
一瞬ノリで買ってしまいそうになるが冷静になり ステッカー\350だけ購入する。
15:30 洗車 \300
もうすぐ北海道ともお別れ。
おいらもシェルパ君も旅塵まみれでで傍目で見ればやれた感じであるｗ
先ほど通った黄金道路もかなり路面が汚れており先日からの北海道では珍しい道路冠水による泥汚れの為かかなり泥を浴びている。
そのため巻き上げた泥を浴びて黒のライダーパンツにも真っ白になるぐらいの埃である。
ライダーパンツは良いにしろシェルパを少しでもきれいにしたいな。
と思い通りで洗車場を見つけて入った。
バッグ類を全て取っ払いシェルパも久しぶりのシンプルなシルエット。
強力な水圧と洗剤により一気に洗い上げる。
洗剤もコースにありついでにひざ下からのライダーパンツにも吹きつけ洗ってしまった。
これで少しは綺麗になっただろう。
再び荷物を載せてフェリー乗り場へ行くとします。
16:00 道の駅 みついし
ちょっと小腹がすいたのでみついしによります。道の駅の対面には
野生の癖に警戒心がまったく無いのか？
おいらも 揚げいも \170を食べておなかに入れます。
まだ出航までに時間があることですので、いつも通りあの場所で時間調整しますか。
17:30 鵡川 エネオス
フェリー乗り場まであと10Kmを切っています。
北海道での最後の給油です。
給油 5.81L
料金 \1039 リッターあたり \178.8
走行距離 206.2Km
燃費 35.46Km
信号もなくのんびり走っているせいかかなり良い燃費です。
18:00 鵡川温泉四季の湯
いつも通りここで時間調整しようとバイク置き場へ良くと数台のバイクが停まっています。そのうちの一台でセローのライダーがいました。
広島の方でマニアックな加工をしておりちょっと聞いてみました。
（お：おいら セ：セローのライダー）
お：「ビッグタンクですね。」
セ：「ああ、これTTのやつ」
お：「綺麗に付いてますね、加工は？」
セ：「ステーの加工が若干とフレームの間にラバーを追加したんよ。」
お：「もう（温泉は）入られたんですか？」
セ：「今出てきたとこじゃき」
お：「これからどこへ向かうんですか？」
セ：「もうかえるけん、苫港東へ行くんよ」
お：「この先なんも無いしすぐそこだよ。まだ時間がだいぶあるけど。」
セ：「まぁ早くついてゆっくりしますけぇ」
お：「途中、コンビにはここから曲がったすぐ先にセブンイレブンが1件あるだけでその先は何にも無いで、フェリー内での買い物はそこでするといいですよ。」
セ：「ありがとう、そうするけぇ」
とちょっと情報のやり取り。
おいらはフェリーの時間に合わせ9時半までに行けばいいやとそれまでは温泉でマッタリします。
入浴料は \500です。
露天風呂にのんびり浸かって、時間まで休憩所でコミックを読んですごします。
今回は『パトレイバー』。
去年は『バリバリ伝説』だったな。
9時過ぎまでゆっくりしてさてフェリー乗り場へ向かいますか。
21:00 鵡川セブンイレブン
フェリー内での食料と暇つぶしを購入するためお買い物。
カップ焼そば、おにぎり、弁当、飲み物、お酒、雑誌で合計\2263のお買い物。
さて、シェルパに積みこもうとするが、まとめた一袋では入るスペースが無くコンビに袋から取り出してパズルのように隙間に分散し積み込む。
すぐ食べるお弁当はフロントのキャリア（こういうときにすごく便利）に積み、雑誌はトップケース上のネットに、飲み物はサイドバッグ、カップ焼きそばはトップケースの隙間に収まった。
船内持込の時には分散したものを再びまとめなければならないのが面倒だが仕方ありません。
21:30 苫小牧東港 新日本海フェリーターミナル
これでも早めなのだが、バイクは既に6台ほど先行して並んでいます。車に至ってはもう既にいっぱい（数えるのがめんどい）
先ほど鵡川の四季の湯であった広島のライダーさんもやっぱりいました。（そりゃそうだ）
どこまわったんですかとか、何日いたんですか？とかたわいも無い話で盛り上がる。
三河ナンバーのXT-Tのお年を召したライダー（失礼）さんは荷物は少ないけど結構長い滞在期間。
XT-Tはもう嫌だDSの大きい奴に今度はするそうです。（XT-Tも結構新しいのでお金持ちだなｗ）
積載量についてはどうも情報があまりなかったようでサイドバッグはパーツ屋にあるのかとか、どのぐらいの値段だとか色々聞かれましたが、バーゲンで買ったりネットで買うおいらの話が参考になったのかなぁ？
ハーレー（FLHのでっかいの）軍団もやってきました。
どこで降られたのか、水滴が付いていますね？
浜松のトランポの人は友人を途中で拾って案内し、その後送って（友人は飛行機だそうだ）その後一人出回ったそうだが、気を使ってもうこりごり、北海道は一人に限るといっておりました。その友人が帰った後本当に楽しめたそうだ。
実感として大勢で走る楽しみも否定しないが、ソロのほうが気楽でいいとおいらも思っています。
浜松の方はリベンジで来年もまた来るが今度はソロだと力説していたのには笑った。
妙に力説するので何かあったのかもｗ
今夜も最終的には20数台で結構な台数。
こうして話しているとあっという間に乗船の時間。
あれ？先頭に停まっているXL-Bajaのライダーが来ないですね？
お先に失礼。
23:40 すずらん
乗船すると早速先ほど分散した荷物を一袋にまとめ、てきぱきと荷物を降ろして客室へ。来た時と同じくベッドメイクは後回し、風呂に行く。
ところが、風呂の湯がまだ完全に張れていなくびっくり。
こんな事は初めてだ。
まぁ行きと違い涼しいので汗もあまりかいていないのでカランでシャワーを浴びて少ないお湯だが湯に浸かってさっさと上がった。
さて、ビール、ビール。
生ビールのサーバーが無い！
しょうがないので缶ビールのサッポロクラシック\330とさっき買ったお弁当で一杯。
ロビーでくつろいでいると広島のライダーさんがやってきて一緒にご飯。
広島の方は下戸だそうでお酒は飲めないとの事。
ありゃま残念。
じゃ勝手にやりますね。
とついついメートルが上がり次はトリス
氷は売店でロックアイス \100が買えるのでOK。
話は結構盛り上がりいい気分。
時間も時間ですのでぼちぼち話を切り上げてお休みです。
2008/7/25（最終日）に続く
7/24 本日の走行パス
本日の走行パスはこんな感じ
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けんぼう作; 2009-3-29更新;
